バリ島旅行記(6)出会いは突然に??の巻
テレビの隙間に入ってしまっただろうと思われるトッケーの鳴き声が一晩中聞こえてた。
何時間かしてかすかにガムランの音がした。
時計を見ると朝7時。
あぁバリ島にいるんだっけ。
いや3時間しか寝てない。
でも夜中の機内食食べてないからお腹空いたなーーー。
隣り見ると友人はまだ起きてないようだ。
起こしちゃ申し訳ないと思いつつ、静かにバスルームに入りシャワーを浴びた。
髪を乾かして戻ってくると友人は起きていた。
ごめんなさいね。
私は言った。
朝食行く?
私は言うと友人は頷いた。
ガムランの音楽を流してる朝食会場まで歩いて行くその時間が好きだった。
全てが非日常で来て良かったと実感した。
朝食はビッフェ形式で2人で色々な物をセレクトした。
特にフルーツが美味しかった。
朝食会場はプールビューだった。
朝食を食べに来てる人たちを見ると日本人は私たちだけだった。
そう言うの物凄く嬉しい。
せっかくこんな遠くのバリ島に来て大きい声の日本語が聞こえるとバリ島に来た意味がない。
近くに案内のお姉さんがいたのでよく話をしていた。
コロナ禍になった今では考えられないですよね。
友人が私に言う。
こんな朝食今まで生きてた中で最高。
その言葉は本当に嬉しかった。
確かに非日常な空間である。だけど衛生面はあまり良くない環境なので潔癖症な方はバリ島は無理なのだ。
グラスがそんなにキレイじゃないとか。
朝食会場がオープンエアのためハエが入って来ているとか。
日本で生まれ育った日本人にとっては耐えがたい事なんだと思う。
その非日常な空間として考えるか考えないかの違いではないかと私は思う。
まぁ難しく考えずに楽しもう!って事ですよね。
朝食を終えて部屋に戻った。
友人は言った。
エッグスタンドの近くにいたオーストラリアの男の人、気になるんだよね。
恋の始まりキターーーーー。